インフルエンザ予防知識
インフルエンザ対策
感染経路
インフルエンザ感染経路の多くは「飛沫感染」によるものですが、「接触感染」も「空気感染」もあります。つまり、これら多くの感染経路でウイルスが他人に感染しますから広範囲に一気に大流行します。
インフルエンザウイルス感染者が咳やくしゃみをすると、気道からウイルスを含んだ小粒子が周囲に飛び散ります。1回のくしゃみでは約200万個、咳では10万個の飛沫小粒子が排出されます。感染者の近くにいる他の人の呼吸器に侵入してウイルス感染します。
呼吸器だけでなく目などの粘膜からもウイルスが侵入することもあります。これを「飛沫感染」と言います。感染者はマスクをするか、マスクをしていない場合は咳やくしゃみが出そうな時にハンカチで口を抑えるなどして、できるだけウイルスを飛ばさないようにし、他人に感染しないよう注意します。
感染者から移されないよう予防のためにマスクをするのも効果的ですが、顔にピッタリしていないと、マスクを付けても隙間からウイルスは入ってきます。
飛沫小粒子が付着したモノの表面に触れることによりウイルスが手に付きます。その手を目、鼻、口に持っていくことにより、ウイルスが体内に侵入します。ウイルスは乾燥した環境では長時間生き続けますから、感染者が触れた電話の受話器、ドアノブ、食器、交通機関のつり革などにウイルスが付着し、後から触った人に感染します。これを「接触感染」と言います。予防のためには外出から帰ったら手を洗い、うがいをする習慣を付けましょう。
飛沫小粒子から水分が無くなった、細かい粒子(飛沫核という)が空中に浮遊し、感染者と同じ空間にいる人がウイルスを吸入して感染します。これを「空気感染」といい、飛沫核感染とも言います。狭くて密閉した部屋や低温で乾燥した部屋ではウイルスは長く空中に浮遊します。空気感染を防ぐには部屋の換気をよくする、部屋の乾燥を防ぐことです。